これって口唇ヘルペス?ヘルペスの特徴とは

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口元になにかできもののようなものがあるとき、「もしかして口唇ヘルペスかも!?」なんて思った経験はありませんか?

一見するとニキビのようにも見える口唇ヘルペスですが、ヘルペスによる症状にはいくつかの特徴があります。

口唇ヘルペスは早期に治療を開始することで治りが良くなりますので、その症状の特徴について、しっかり把握しておきましょう!

4段階に分けられる口唇ヘルペスの症状

口唇ヘルペスの症状は【前駆期】【発症初期】【発症2~3日後】【回復期】という段階に分けられ、その段階ごとに少しずつ変化していきます。

この病気は再発を繰り返すことが多くその症状の特徴について知っておけば、早めに対処して症状を悪化させないようにすることができます。では、口唇ヘルペスを発症した場合、それぞれの時期においてどのような症状が現れるのでしょうか。

口唇ヘルペスの症状~前駆期~

まずは、前駆期の症状についてです。

口唇ヘルペスは、発症する前に“前兆”があらわれることがあります。具体的には、

・口唇や口のまわりの皮膚がピリピリする
・口のまわりがムズムズする
・いつも症状が出る部分がチクチクする
・口唇や口のまわりが痒くなる
・口のまわりがほてる

といった症状があらわれます。

“口唇や口のまわり”と書いていますが、これには鼻の下(鼻と口の間)や鼻そのものも含まれます

残念ながら現在の医学では口唇ヘルペスの原因となる「単純ヘルペスウイルス1型」を体内から完全に消すことはできず、体調を崩したりストレスが溜まったりしたときに再発してしまうことが少なくありません。
そして何度か再発を繰り返していると上記のような“前兆”に気付き、早めに対処することができるようになるようです。

口唇ヘルペスの症状~発症初期~

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「前駆期」の症状があらわれて半日くらいすると、口唇や口のまわりが腫れて赤くなってきます。
この時期はあくまで症状が“出始め”る時期であるため口唇ヘルペス特有の症状が出るというわけではありませんが、患部ではウイルスが活発に増殖しています。
そのため「赤くなっているだけだからたいしたことはないだろう」と放置するようなことはせず、早めに治療を始めるようにしましょう。

口唇ヘルペスの症状~発症2~3日後~

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口唇や口のまわりが赤くなってから2~3日くらい経つと、患部に水ぶくれが出てきます。この水ぶくれの中にはヘルペスのウイルスが沢山いますので患部に触れた手で他の場所を触らないよう気をつけましょう。
例えば口唇にできた水ぶくれを触った手で陰部に触れた場合、自家感染によって性器ヘルペスを発症してしまう可能性もあるのです。特に水ぶくれが破れて患部がジメジメしている時は、注意が必要です。

口唇の水ぶくれは口紅が合わない時などにも発生しますが、この種の水ぶくれは唇全体に発生する傾向があります。これに対して口唇ヘルペスを原因とする水ぶくれは、どこか1か所に集中して発生するのが特徴です。

また口唇ヘルペスによる水ぶくれですが、初感染の時が最も大きく、再発を繰り返すにつれて少しずつ小さくなっていくことが多いようです。

口唇ヘルペスの症状~回復期~

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水泡ができてじゅくじゅくしていた口唇ヘルペスも、回復期に入るとかさぶたがはって治っていきます。
もちろん人によって差はありますが、この4つの段階を経るまでにおよそ10~2週間程度の期間を要します。

初感染時は症状が重い

ここまで口唇ヘルペスの症状について解説してきましたが、この病気の原因となる単純ヘルペスウイルス1型に“初感染”したという場合、再発時よりもかなり症状が重くなる傾向にあります。
具体的には、
・口唇や口のまわりに大きめ(5mm大くらい)の水泡が沢山できる
・発熱
・あごの下のリンパが腫れる
といった症状が出ます。

場合によっては点滴等による治療が必要になる場合もありますので、気になる症状が出た場合は早めに病院へ行くようにしましょう。

口唇ヘルペスは再発しやすい!

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口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルス1型ですが、実はこのウイルス、一度感染すると神経細胞に潜み、“何かの拍子”にまた暴れ出すことがあります(再発)。
そしてヘルペスウイルスが暴れ出す原因としては、
・風邪
・疲労
・紫外線
・体調不調
・ケガ
・月経
・ストレス
・副腎皮質ホルモン薬や抗がん剤、免疫抑制薬などによる影響
・免疫機能の低下
・時差
等が挙げられます。

風邪や月経の後、あるいはストレスが溜まっている時などに唇がムズムズしたり赤くなってきたりしたときは、口唇ヘルペスの可能性を疑っていてもいいかもしれませんね。

まとめ

発症当初は肌荒れやニキビのようにも思える口唇ヘルペスですが、症状が進むにつれて水泡が形成されてこの病気特有の症状が現れるようになります。口唇ヘルペスは発症前にも特徴的な症状があらわれますので、気になる症状が出た時は早めに対処し、症状を悪化させないようにすることが大切です。

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